エンゼル教育研究所の今日のできごとをブログでお届けします。
各教室の様子をぜひご覧下さい。
2019.05.31 (Fri)
あっという間に6月になり、新学年の生活の流れもだいぶ定着してきましたね。お子様の様子はいかがでしょうか?研究所では5月より年少さんの課外教室もスタートし、たくさんの元気な声や笑顔が飛び交い、更に活気に満ち溢れています。
2020年、東京オリンピックが開催される年です。あっという間に来年まで迫ってきましたね。この年は、日本の教育にとっても大きな転換の年になります。大学の入試センター試験の廃止に伴う新テストの導入、又高校の学習指導要領の改訂や、大学の授業の在り方も改革されていきます。グローバル化が進む現代社会において、文部科学省は「知識偏重主義から知識を前提とした思考力・判断力・表現力を育てる教育へ」と宣言しており、更に重点を置いているのが『主体性・協働性・多様性』です。主体的に多様な人と協働して学ぶ、これまでのように教師が一方的に教えるのではなく、生徒同士が教え合ったり話し合ったりする中で、世界を相手に活躍できる力をつけていく事が狙いです。
突然ですが、お子様が没頭できるものはありますか?何かに詳しかったり、得意なことはありますか?保護者方が気になるのは、勉強でも運動でも「うちの子は出来が悪い…なんで他の子は出来るのにうちの子は出来ないのかしら…」といったことではないでしょうか?子ども達が幸せに自信を持ってこれからの時代を生き抜くために必要なのは、『なにかに興味を持ち、それに打ち込みことが出来る事!』といわれています。将来そのことが力になり、やり抜く力も身に付きます。極端に言えば大学にも受かりやすくなるそうです。今この幼少期に何を大切に育むか、それはご家庭の力にかかっています。ぜひ、時には机を離れて「思いっ切り没頭できる事と生きた体験の積み重ね」をご家族皆さんで楽しんで取り組まれることをお勧めします。
最後に、これから梅雨のシーズンになりますが、室内でも子ども達の発想力や想像力を思いっきり発揮できる工夫をされてみてはいかがでしょうか?空き箱や廃材で工作をするとか、壁一面に大きな紙を貼って思いっきり絵を描いてみたり…などなど、幼児期に必要な脳への刺激を意識した時間の使い方をお勧めします。テレビやDVD(YouTube)などを視て室内で時間を過ごすだけの時間の使い方は、特に幼児期には不適切ですよ。ぜひ、ご夫婦で話し合ってみて下さい。
令和元年6月
エンゼル教育研究所
代表 滝沢尚子